撮っとこハム三郎

趣くままに、ぱしゃぱしゃ。最近星にハマっています。

俺的いい湯ランキング2019【10位~8位】

 毎週のように撮影で遠征してる同志諸君!飯も食わず被写体を追い求め、夜も寝ずにシャッターを切る、そんな限界カメラマンの癒やしはやはり温泉だ!星を撮りながらいつも寝落ちしたりしてないぞ!

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 この記事では私が直近の1年間で訪れた中で、撮影で遠出するついでに浸かってきた各地の温泉を紹介したい。
ちなみに私、泉質にこだわる系カメラマンで、「暖かいお湯が湧いている」だけの風呂には興味がない。毎回お風呂を探すときは、その温泉の成分を確認し「地球を感じることができる」風呂を選んでいる。温泉はまさに地球からの贈り物。温泉に入ることで私たちは地球を感じることができる、そして地域を知ることができるのだ!

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 注意事項としては、この記事は私が行ったときの情報と記憶を元に、独断で書いていますので、この情報を元に行動されて不利益があっても一切関知できませんm(_ _)m
温泉名と住所は記していますので、行きたくなったら最新情報をご自分でググってみてください。

※撮影ついでに立ち寄れることが大事なので、車降りて徒歩3時間みたいな場所は紹介しません。というか行ったこともありません。行ってみたいけど。

 

 

【第10位】川湯温泉和歌山県田辺市

 

 新宮市から国道168号、311号を走ると現れる大塔川中流の河原にある温泉。正確には川そのもの
温泉街に駐車場がありますが、車を降りて川を見ると湯気が立っています。ここは川底が源泉(73度)になっており、川の水とまざることで川そのものが適温の温泉になっているのです。エモみが深い。

 当然、川の水量によってお湯の温度が変わってしまうので、お風呂として入ることができるのは川の水量の減る冬期だけになります。地球を感じる・・・

 入ることのできる時期には、(地元の方が整備してくださっている)石で囲った湯船が河原に出現します。混浴ですが、タオルや水着巻いてよかったような気がします。
成分的には単純アルカリ泉という、日本全国にありがちな泉質で特に面白くはないのですが、360°のパノラマに浸かってるだけで最高に気分がいいので、ノープロブレム。

 紀伊半島の山奥とあって災害が多く、度々閉鎖になることがあります。また利用時間に制限があったような気がするので最新情報は要チェック。

 

 【第9位】黒湯温泉秋田県仙北市

 

 日本一深い湖、田沢湖畔の乳頭山にある温泉。観光地として有名な「鶴の湯温泉」に至る道を最も奥まで進んでいき、道路が途切れるところにあります。

 単純硫化水素泉、酸性硫黄泉です。イヤっホーーーーーー!!!!地球を感じるぜえ!!とにかくここは硫黄の香りが強い。駐車場に入った途端、その強烈な匂いに興奮します。上がった後は体から硫黄臭がします。車で行く人は車内が硫黄の芳香な香りで満たされるので注意してね。

 お湯は乳白色に白濁しています。視認水深3cm。浴槽は木製。男女別浴。

 標高が800mなので、季節が逆戻りします。5月に行ったけど背丈くらい雪が積もっていました。ここは川湯温泉と反対に冬期は道路が閉鎖され、温泉も休業になるのでご注意を。

 

【第8位】尻焼温泉群馬県吾妻郡中之条町)

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かっぱではない、私だ

 またまた野湯だぞぉーーー!ぽにょ、野湯、すき♡

 ここ尻焼温泉川そのものがお湯になっている、野湯です。JR吾妻線長野原草津口駅からバスで行けます。バス停から1km弱くらい歩きますが舗装路なのでなんのその。

 ここは湯船すらなくて、ただ全裸で川にドボンします。混浴とか別浴とかは言うまでもありません。水着だろうが、服だろうが、なんでも着たままで大丈夫です。川だもん。

小さな脱衣できる小屋がありますが、道路からは丸見えです。一応小さな湯船があって熱湯が入っています。

 ここは川湯温泉と違って、周辺に旅館や民家がほぼありません(あるにはあるが数軒程度)。加えて知名度もまだ低いのでほぼ人が来ません。安心して自然と同化することができます。

 入っていると、浸かる位置によって水温が全然異なり、川底から熱湯が噴出してきているのが分かります。地球の鼓動を感じるのです。

 最大の欠点は水温がやたら低いことです。やっぱ川なんだね。3月に行ったからだと思うので、行きたいと思った方は夏をオヌヌメします。そして最後に、枯れ葉や小魚、砂なんかが流れてきます。だって川だもんね。
近くに草津温泉があるので尻焼に入った後は草津で体を洗いましょう。私も尻焼の後に草津に行って服を脱いだら足に枯れ葉が付いてて閉口しました。

 

(続)